



●九州現代俳句大会とは
九州各県の現代俳句協会(九州現代俳句連合会)が、各県持ち回りで二年に一度大会を開いています。各地域の俳句文化向上に寄与することが目的です。本年2025年は大分が十年ぶりに当番県になりました。投句の募集から大会開催まで、すべて大分県現代俳句協会の責任で運営しています。
● 大分県現代俳句大会との関係
大分県現代俳句協会は創立時より大分県現代俳句大会を開催しています。今年は35回目ですが、偶然にも九州現代俳句大会と重なったため、別々の大会で競い合うのではなく同時開催として力を合わせることにしました。そのため例年6月の大会を10月開催に合わせました。
●投句先
〒879-7151
豊後大野市三重町西泉436 足立攝(せつ)方 大会事務局にお送りください
●投句料
二句一組で1000円です。何口でも何回でも応募できます。作品に同梱してください。行政からの支援を求めず、企業の広告も取らずに自主運営をしています。協会員と俳句愛好者に支えられた大会です。複数句の応募を心から歓迎します。
●投句用紙
FAXかメール、電話でご請求くださればすぐに郵送します。またこのホームページからダウンロードもできますし、必要事項が書かれてあれば原稿用紙やメモ用紙でもかまいません。
住所、氏名、作品、を判りやすい字で書いてください。読めさえすれば形式にこだわりません。
FAXは、0974 (22) 3749、電話は090-8413-3139、メールはこのページ下に書いてあります。いずれも事務局足立宛です。
●投句締切
令和7年8月8日(金)消印有効。毎年多少の延滞などの融通は利かせます。
●賞&記念品
営利が目的の大会ではないため、入選の絶対数が多いのが特徴です。
●選者
各県の現代俳句協会の会長、事務局長のほか、大会事務局が依頼した大会選者が選にあたります。
【特典】
投句者全員に、すべての応募作品と、入賞作品、選者の得票の載った大会冊子を差し上げます。現代の俳句の方向性、傾向などが読み取れて俳句の勉強に最適です。
●大会(講評&表彰式)
令和7年10月25日(土)大分ホルトホール(大分駅上野の森口徒歩1分)303会議室で開催します。13時開会、16時閉会の予定です。入場は無料で、誰でも(投句していない人でも)参加できます。入賞発表、表彰のほか、高岡修先生による講演もあります。
《後援》
大分県、大分市、大分市教育委員会、大分県議会、大分市議会、大分合同新聞社、NHK大分放送局、OBS大分放送、TOSテレビ大分、OAB大分朝日放送
※以上昨年実績(本年は一部申請中)
《前回(2023年)熊本大会の入賞作品》 ※隔年開催
大会大賞(大会1席)
いっぽんの葦が流れを変えている(林 紀子・熊本)
優秀賞
ただ静かな真昼のように在る林檎(安部知菜美・鹿児島)
スキップして青野を少し哀します(入口 靖子・長崎)
両手両足洗ってもあらっても八月(岩坪 英子・福岡)
尺蠖が測る方舟までの距離(榮田しのぶ・熊本)
髪洗う鏡の中の波がしら(秋山 青松・鹿児島)
田一枚あそばせてある桜かな(松永 俊昭・熊本)
約束は梨の形をして据る(山下 久代・鹿児島)
ほか入賞多数